【クリーニング講座#1】クリーニングの包装に使う材料 ポリプロピレン
こんにちは!
cleaning-naviです。
みなさんはクリーニングにどのくらい衣類を出していますか?
クリーニングに出して返ってくるときについてるカバーって何でできているか気になりませんか?
今日は透明なビニールカバーについて説明してきます!
- 目次
- クリーニングで返ってくるときのカバーとは
- ポリプロピレンの長所・短所
- 石油製品って危ないんじゃないの?
1 クリーニングで返ってくるときのカバーとは
クリーニングでワイシャツなどを出した際にハンガーと一緒についているビニールにも
種類があるんです。
その、ビニールの名前は『ポリプロピレン』です。
業界用語では『PP』と呼んでいます。
『Pポリプロ Pピレン』ですねw
このPPがよくつかわれているのは主にハンガーにかかっている商品に使われることが多いですね。
クリーニング屋さんでの消費で一番多く使うビニールといっても過言ではないのかもしれません。
2 ポリプロピレンの長所・短所
クリーニング屋さんで一番使われているということは何かしら理由があるということです。
ポリプロピレンの長所は・・・
素材自体に光沢があり、手触りも良い。
透明度も高く、小売商品の包装にも使われたりしています。
お客様に喜んでいただける包装袋。仕上げた商品が良く見えます。
ここでのポイントは透明度が高いということですね!
クリーニングというのは新品に一番近い状態に戻すことを意味しています。
そのため、透明できれいな袋被せた方ががより見た目もいいですよね。
ポリプロピレンの短所は・・・
気温が下がると固まりやすく、冬場は裂ける可能性が高い。
ビニールなので空気を通さない。
という、デメリットがあります。
冬場になるとビニールが硬化して硬くなってしまうんですよね。
個人的には冬にこのPPは良いイメージはないですね。
冬になるとPPを使うクリーニング店さんは減っていますね。
何を使っているかというとまた、紹介しますね。
3 石油製品って危ないんじゃないの?
そもそも、ポリプロピレンは石油からできる商品です。
一時期、このポリプロピレンが燃やすと〈ダイオキシン〉が発生するのではないかと
噂になったことがあるそうですが。
〈ダイオキシン〉は発生しません。
むしろ、石油からできているのでBBQの着火剤にもいいんじゃないかと
業界ではまことしやかに言われていたりしますw
ただし、気を付けないといけないのは、クリーニングから帰ってきたら
PPのカバーは捨ててから、しまってくださいね。
衣服も呼吸をするのでPPのカバーがあると息ができないので
傷みやすくなります。
詳しくは最寄りのクリーニング屋さんにでもお尋ねください。
難しいようならコメントいただければ詳しく記事を書いていきます。
まとめ
ポリプロピレンは透明度が高く、どのクリーニング屋さんも使っているといっても過言ではないです。
しかし、PPの原材料は原油です。
近年高騰していますよね汗
そんな高い材料を使ってまでもお客さんに喜んでほしいというクリーニング屋さんの
気持ちがこもった包装袋なんです。
クリーニング屋さんに行かれることがあった際は感謝の気持ちを伝えてあげてください!
この記事を読んでいただきありがとうございます。
コメント・感想をお待ちしています!
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