【クリーニング講座#4】クリーニングの価格は安い 実は闇の世界
こんにちは!
cleaning-naviです!
今日はクリーニング業界において誰も触れないタブーに近いお話をして行きます。
削除しないといけなくなるかもしれませんが、勇気を持って業界をクリアにしていきます!
目次
1 そもそもクリーニング代について
2 クリーニングにかかる原価の話
3 それでもクリーニング代は高いのか
まとめ
1 そもそもクリーニング代について
皆さんは月にどのくらいクリーニングに出していますか?
多くの方が1ヶ月以内にクリーニングに出した記憶がない方がほとんどではないでしょうか。
そもそも、家で洗えるからクリーニングに出す必要がない!
と思う方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、形状記憶シャツとはいえ何回も着ているとシワが目立ってきますよね。
そんな時に頼りになるのがクリーニング屋さんです。
そこで考えるのが費用の問題ですね。
クリーニングに出すお金があるのかないのか?
このサイトを見ていただいている方ならシャツにかかる費用がどのくらいか
わかっておられる方が多いと思います。
よくよく見るとどこのお店も安くしてくれています。
(当サイトの各クリーニング屋さんをご参照ください)
本当にクリーニングに出すお金を節約することは得策なんでしょうか?
2 クリーニングにかかる原価の話
クリーニング屋さんは本来であれば、儲かる仕組みができています。
理由としては、クリーニング屋さんは本来、人件費がかからないビジネスモデルだからです。
(今は個人店の場合の話です。)
個人店でクリーニングを経営していくとなると、働くのは夫婦・もしくは家族経営になります。
そうなってくると時間給というよりも成果報酬に近い形態になります。
僕が知っているパターンで多いのは、
旦那さんが洗いをメインに担当し、奥さんが受付をしている場合が多いです。
そうなってくると、人を雇わなくていいので夫婦・家族で経営ができます。
飲食店なんかと違い、バイトを雇う必要がないので人件費の面で助かることがあります。
また、特殊な原価を圧迫する材料は洗剤ではないでしょうか。
洗剤というのは大体石油系が多く、原油高のこの時代洗剤が高いという話もよく聞きます。
それでも、人件費がかからないとするとビジネスモデルとしてはとても助かるはずです。
ましてや、クリーニングの料金は前払い制が多いので赤字で経営が回らなくなることは常識では考えにくいです。
3 それでもクリーニング代は高いのか?
前節で述べたように、ビジネスモデルとしては儲かるはずのクリーニング業界。
しかし、売上としては右肩下がりで廃業をされるお店が後をたちません。
理由としては、
・業界自体がしぼんでいる
・跡取りがいない
・経営者の高齢化
・儲からない
儲からない・・・!?
この理由としては、クリーニング屋さんの状況を説明しないといけません。
昨今の衣服といえば、ユニクロが代表するように『安い』が売りですよね。
何かあればすぐ買い替えが可能です。だからか、若い人がクリーニングを利用していないと
世間一般から若者が業界を傾かせている原因だと言われています。
しかし、よーーーーく見て見ると
クリーニング屋さんは〈ここ何年も値上げしていない実績〉があるんです。
よくあるのが、消費税が8%になってようやく消費税を導入しているなんてお店もちらほら。
または、数十年も値上げせずに頑張ってきておられる健気なお店も多くあります。
原油が上がって洗剤が値上げしているのに・・・
材料も時代とともに値上げしているのに・・・
お店以前に日本人の生活コストが上がっているのに・・・
ましてや、缶ジュースでさえ・タバコでさえガンガン値上げしているのに
クリーニング屋さんは
『値上げしたらお客さんが来なくなる』
との理由です。値上げをこらえてよくここまでやってこられてるなと・・・
想像を絶しますね。
確かに、安い服なら買い替えもありでしょうが、人と接する仕事であれば
ある程度は身なりを整える必要はあります。
そんなに高いお金がかかるとは言い難いですし、一度利用してみてもいいんじゃないでしょうか。
まとめ
クリーニングに出す必要がないくらい世の中には便利な機械がたくさんあります。
でも、この道何十年のプロにいつも着ているその服を【再生】してもらうのも
経験して損はないのではないです。
・ 月に1度でも旦那さんや自分のワイシャツをクリーニングに出してみてはいかがでしょうか?
・ 大きな商談の前にスーツを一度リセットする意味でもクリーニングに出してみてはいかがでしょうか?
クリーニングに出した後のさっぱり感は気合いが入るというか、
『この価格でここまでしてくれるんだ』
という新たな発見を手にして、仕事も心機一転頑張れます。
毎月生活の費用は決まっている中であれこれクリーニングに出す費用を捻出するのは
難しいですが、よく身につける衣服を月に1度でもクリーニングに出すのは勿体無いことは
ないと思います。
ぜひ一度検討してみてください!
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